10月12・13日の日程で私が所属します熊本市議会「総務委員会視察」として、①埼玉県所沢市にある「角川武蔵野ミュージアム」、②東京都紀尾井町にある「デジタル庁」を視察しました。
角川武蔵野ミュージアムでは、民間書籍企業「角川」の社員の方から、所沢市へ進出した経緯や施設概要・地域連携の取り組みなどの説明を受け、ミュージアムも見学させていただきました。基本的には「図書館」ではあるものの、多くの誘客のための各種イベントが毎週のように行われており、所沢市の“賑わいと活気”に向けた民間企業の取り組みの重要性・必要性を学ぶことが出来ました。
またデジタル庁では、設立し1年が経過した中で、①マイナンバーカード普及と利用促進の取り組み、②地方自治体のデジタル化への支援などの取り組みの説明を受けました。デジタル庁では、民間エンジニアに加え、多くの地方自治から派遣された職員で業務遂行されており、熊本市からも1名派遣。当日も説明員として参加いただきました。
デジタル庁を訪れた10月13日には、2024年秋を目途に健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に取り組む記者会見が行われていました。
今後、運転免許証との融合を含め、マイナンバーカードの利用枠が拡大されていくようです。個人情報保護など、まだまだ国民理解が得られていない中、視察では「マイナンバーカードの安全性」についても意見が飛び交いました。